介護の入り口について

 ある介護に関する動画を見ました。50代程で3歳年下の奥様が若年性認知症と診断され、そこからご主人さんは介護をしているとのこと。奥様の歯磨きや化粧までしています。最近になり奥様が入院することになり、ご主人さんはすることがなくなってやりがいを無くした様。知り合いの福祉の施設を経営している友人に、無償で働かせてくれとお願いした様。友人は、賃金を発生させる形で雇うよと温かな返事だったそうです。いろいろとご主人さんの頑張っている映像が流れ、最後に、奥様をもう一度自宅に帰らしたいとおっしゃっていました。その時は施設で働くのを辞めて奥様を見ると言った所、友人はご主人さんはそのまま福祉施設で働いて、奥様もこの福祉施設で見てあげたら良いではないかと案をだしていました。それを聞いたご主人さんは、涙して喜びました。

今ではご主人さんも70代、今年からその施設にて、ドライバーとして、見守り職員として働いている様です。生きる目標も出来よかったなと思いました。なかなかできないことですよね。ご主人さんの優しさに感動しました。またその友人さんも苦労された方で優しさがありますよね。感動しました。

私も介護の仕事をしていますが、それでもし主人が介護が必要になったら、どうだろうか。私より年上ではありますが、私より体力もあり記憶力も優れている主人は心配ないと思うのですが、いつかそんなことがあれば必要なことができるか考えると思います。介護の知識も少しはあるので自分だけで背負わないで介護保険のお世話になって、共に助けてくれる方たちを探すと思います。反対に私が介護が必要になったら、主人にも同じように一人で抱え込まず介護職の方たちに相談してもらえれば、と思います。


介護の入り口で地域包括支援センターというところがあります。要支援の方たちの相談等を受け付けている所だったかと思います。要介護になる方もとりあえずは最初はわからなかったら地域包括センターへ行ったらいろいろと教えてくれるでしょう。ケアマネを付けるのが目的になりますかね。一人ひとり各福祉の担当であるケアマネがつき、その方が教えてくれたりしますので、そのケアマネを探す為にも地域包括センターは便利です。近くに地域包括センターがなければとりあえず市役所の介護を扱っている所へ訪ねるのも初期の段階ではありですね。そこから、地域包括センターやケアマネを紹介してくれたり、介護度の調査に入ったりするのだと思います。(私はケアマネではなく現場で介護しているものですので、詳しくはわからず申し訳ありません)。介護の保険を利用するには介護の認定を受けてからで、ケアマネも決まってたら、ようやくサービスを使うことができます。介護度に合わせて受けられるサービスの量が変わってきます。サービスの種類には訪問サービスやらデイサービスやら施設介護利用やらいろいろとあります。小規模多機能型施設のようにいろいろなサービスを一貫して使える所もあります。ただし、他の所のサービスを使えなかったりすることもあるので、複合してサービス使おうという方は注意が必要になります。

介護の入り口の話しになりましたが今日はこのくらいにしておきます。少しでも参考になれば幸いです。

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