「頭のいい人が脳のために毎日していること」から学ぶー自分の核を見つける旅

頭のいい人が「脳のため」に毎日していること
最近読んだ本の中に、トッド・カシュダン著、茂木健一郎さん訳の 『頭のいい人が「脳のため」に毎日していること』 があります。

訳者の言葉も添えられていて、とてもわかりやすい一冊です。

その中の125ページに 「あなたの核ができるとき」 という印象的な章がありました。

そこには、

今の仕事を通じて自分らしさを見つけ出せる人、
自分の強みを活かせるステージを持っている人、
健康的でありながら仕事にとりつかれていない人。

そういう人たちにとって、仕事は自分の「核」となり、エネルギーや喜びの源になる、と書かれていました。

私はこれを読んだとき、思わず自分のことを重ねました。

私は今、介護の現場で働いています。
利用者さんと半日を一緒に過ごし、帰り際に名残惜しそうに挨拶をしてくださる瞬間、ふと「今日もいい時間を過ごせたな」と感じるのです。
笑顔で帰っていく姿を見ると、私自身も一日をやりきった満足感と、心の奥から湧き上がるようなエネルギーを感じます。

そのとき、仕事が単なる「作業」ではなく、私自身を活かす舞台になっているのだと気づくのです。
人を笑顔にすることは、私にとって喜びであり、日常を支える大きな力になっています。

また、本との出会いも同じです。
新しい考え方に触れ、自分の生活や仕事に取り入れてみようと思える瞬間は、まさに心がパワーアップしていくような感覚です。

この本の中には「仕事がパワーアップする7つのルール」が紹介されていました。

  1. 自分のいいところを隠さない
  2. 強みを職場でどんどん活かす
  3. 安全基地になってくれる人を味方につける
  4. とにかく行動を起こす(何もしないのが一番良くない)
  5. 人々をサポートの源として考える
  6. 仕事はチームでするものだと考える
  7. 好奇心を意識的に持つ

読みながら「これは私もできているかもしれない」「ここはもっと意識できそう」と何度も心の中で頷きました。

特に「とにかく行動を起こす」という言葉は胸に響きます。
介護の現場でも、迷って立ち止まるより、まず声をかけて一歩を踏み出す方が結果的に利用者さんの安心につながることを実感しているからです。

本を読むことで、自分の体験が整理され、言葉になる。
それはまるで、自分の核が少しずつ形づくられていくような時間でした。

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